法人税と中小企業

9月 24th, 2009

日本の中小の法人はその半数以上が赤字企業になっているとも言われています。
というのも、法人の中でも中小規模の企業というのは、株式市場に上場していない企業です。

上場していないということは、法人ではありますが、筆頭株主をはじめとした株主たちがその法人の親族であることがほとんどです。
そして、筆頭株主というのは、たいてい法人の社長や経営者がなっているものです。

したがって、その人たちに株の分配を行う必要はあまりないのです。
というのは?
親族会社というのは、専務や社長、副社長などの重役がすべてその名の通り、親族によって固められています。
企業の利益を人件費に割り当て、その重役たちの人件費に割り当てることによって、企業の所得は赤字になってしまい、そのことによって、税を納める必要がなくなってくるのです。

そう、赤字法人の中には、企業自体は経営が潤っていないにもかかわらず、親族の懐は十二分に潤っているという節税?がとられていることがたくさんあるのです。
社長や専務の奥さまが出社している実態がないのに、社員になっており、高額な給料をもらっていると不満の声をよく聞きますが、このような実態があるわけですね。
国に税を納める額を少なくしつつ、自分たちの手元にお金が残るようにするからくりの実態なのです。

会社の利益は個人で自由にで使用することはできません。
しかし、人件費として個人に入ってくるお金は自由に使えますよね。
そういったことからも、このようなからくりを親族会社などの中小企業はよく用いるのです。

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大企業と法人税

8月 26th, 2009

今まで経験したこともないような不況のおかげで、市の法人税収入が昨年当初予算の9割も減ったところがあります。
それは愛知県豊田市です。

豊田市といえば、その名の通り、自動車メーカートヨタの本社があるところです。

豊田市にある企業から町工場まで、そのほとんどがトヨタと関連があるといっても過言ではない豊田市。
トヨタのような大企業が業績不振になると、市の法人税の税収湯に大きく影響を受けてしまうということが浮き彫りになりました。

市が大企業一つに依存していると、景気のいい時は法人税の税収もいいのですが、このようなときに、一気に法人税の税収が減り、市の運営にまで影響してしまうということがよくわかります。

良くも悪くも、大企業とは、法人税の税収、その企業の存在する市区町村に大きく影響してくるということですね。

法人税の予算の大幅減に影響した豊田ですが、最近のエコカー減税と補助金の影響で、業績は伸びてきているようです。
特に、ハイブリっとカーのプリウスは、人気が高く、納期が延びに伸びており、即日乗ることのできる中古車も品薄状態なのだとか。
ここまでトヨタの人気が上がってくると、次回は法人税の税収が予想をはるかに上回り、豊田市としては想定外の税収に嬉しい悲鳴を上げるかもしれませんね。
しかし、できることならこのようなアップダウンの激しい法人税の納税よりも、一定の安定した法人税の税収があるほうが市区町村としては予算を組みやすいし、いいでしょうね。

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所得金額との関係

7月 27th, 2009

バブル崩壊時を彷彿とさせる不景気が相変わらず続いていますが、現在の不景気によって生命保険会社において、法人税の納付の必要がないということが話題になったこともあります。
バブル崩壊時に、法人税の納付の必要がないほどに経営が苦しくなっていたのは、大手銀行などでした。
バブル時に担保などの厳正な審査を行わずにお金を貸していたことがあだとなり、バブル崩壊で借金を返済できなくなった企業の不良債権がが相次いだこなどから、あいついで赤字決算になったのです。
法人税とは基本税率は原則会社の所得金額の30%となっております。

ということは、所得金額がマイナスの場合は法人税は課せられないと言うことになるのです。

バブル崩壊時の大手銀行の不良債権の処理等により、法人税を再び収めることが出来るようになるまで業績が回復するのにおよそ10年かかっています。
今回のこの不況は一体いつまで続くのでしょうか。

こういった会社のマイナス所得によって法人税を収める必要のない企業が、現在の不況のご時世では相変わらず多いままのようです。
しかし、こんな不況のご時世でも法人県民税と法人事業税が20%台の伸びを示し、県債残高が33年連続でっ黒字と言う理想的な件も存在しています。

収入と支出のバランスがよくないとこのように33年も連続で黒字でいられるはずがありません。

ぜひともその素晴らしい予算の組み方を国の予算にも応用してもらいたいものですよね。

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一般会計税収

6月 24th, 2009

今回も法人税等の税収についてのお話。

2008年度の国の一般会計税収が割く年度末時点の見積もりに比べ、実際は2兆数億円も不足したおよそ44兆円にとどまっていたことが分かりました。

この主な原因は、法人税収が企業業績の悪化によって急激に減少したためで、2003年度のバブル経済崩壊直後の最低だった国の一般会計税収の約43兆3000億円以来の低水準となっています。

今回のこの法人税等の税収不足を補うには、日銀納金などの税外収入も、国債利払い費など予算の使い残しをもってしても、法人税等の税収の不足を補うことは難しく、2008年度決算では『歳入欠陥』となります。

財務省は法人税等の税収見積もりを当初予算のおよそ53兆540億円から約7兆1000億円も減額したのですが、企業業績の悪化やサラリーマン、OLの残業代金も減少しており、所得税の税収も減ってくるので、2009年度の法人税等の税収もおそらくは下方修正されることとなるでしょう。

現在財務省において7月には決算概要を公表することになっていますが、頭が痛い状況でしょうね。

しかし、法人企業景気予測調査では、景況判断指数が原材料価格の低下や在庫調整の進展などによって半導体や自動車などと言った製造業の復調が大きく寄与し、前回と比べて改善されており、景気の回復が見込まれることから、これからの税収も上方修正することになることを期待したいところです。

トヨタも景気が回復してくるといいですね。

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税収の低下

5月 25th, 2009

なかなか不況が回復する兆しが見られませんが、日本中の景気が悪いと、法人税の税収も低下しているのではないかと懸念してしまいますが・・・・

はい、予想通り低下しています。

財務省が3月2日に発表した1月の一般会計税収は、前年の1月に比べて10.4%少ない3兆5,559億円だったそうです。
これは、法人税をはじめ、所得税などのほうの税収も大幅に減ったことからも低迷したのですが、日本の財政は火の車です。

福祉関係の充実、雇用問題の解決など、政府が新たに予算を組まなくてはならない分野はますます増えていくというのに、その予算を組むべき税収減である、法人税や所得税などの税収が減少しているのですから、またしても、国は国民に国債という借金を負う割合が増えていきそうですね。

私自身はバブル全盛期の時代、を学生として過ごしているので、そのバブル全盛期の時代の社会の異常さを体感したことはありませんが、当時は会社も経費を使いまくり、いかにして経費を使うかに頭をひねらせていたほどで、いかに経費節約するかに頭をひねらせている現在とはまるで天と地ほどに差がありますよね。

バブル当時の様々な税による国の税収額もさぞ多かったことでしょうね。

一体あのバブルとは何だったのでしょうか。
今はどう転んでも少しも景気がよくなっていかないし、なかなか法人税の税収も伸びないでしょうね。

今回話した数字は、数ヶ月も前の話です。
これからこの税の数字がどのように変化していくのか、見守っていきたいと思います。

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法人税の脱税事件

4月 21st, 2009

今回は、法人税を脱税した疑いで検察当局に告発されていた事件について。

最近特に地球温暖化対策に有効だとされ、世界中で利用が推進されている太陽電池の材料を販売しえている企業が起こした所得税の脱税です。

対抗電池の材料には、シリコンががあります。
大手の化学製品メーカーが太陽光電池の材料であるシリコンウエハーを製造する過程で出る粉末状態のシリコンくずを仕入れ、それをシリコンウエハー様に調整して大手の太陽電池メーカーに販売していたのですが、このシリコンウエハーが最近の太陽光電池が地球環境にやさしいと考えられていることから、作れば売れるといった状態で、品薄になり、その材料であるシリコンウエハーの価格が以上に跳ね上がり、このシリコンの粉末をシリコンウエハー様に調整して販売していた「フューチャーエナジー」と、「シムテック」がその急激に業績を伸ばした所得合計14億を隠し、法人税法違反の疑いで、東京国税局から国税局から検察庁に告発されたのです。

両者とも、当局の指示に従い、所得税の納税を済ませています。

数年前とは比較にならないほどに価格が高騰したシリコンウエハー。
これを正しく税務処理できずにいたことによって法人税を脱税してしまったのでしょうか。
急激な収入アップに、法人税を脱税しようという魔が指したのでしょうか。

後者の法人税の意図的な脱税ではあってほしくないですが、おそらくは、法人税を意図的に脱税していたのでしょうね。
でないと国税局が動くことはありえないでしょうから。

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法人税率軽減案

3月 27th, 2009

世の中不況不況で、まったく先行きの見えない混沌とした情勢ですが、昨年末に中小企業を対象に2年程度法人税の軽減率を18%に引き下げる方針を自民党の税制調査会が決めています。

この法人税率軽減の対象となる企業は、資本金が一億円以下の中小企業の所得金額を対象に、所得金額のうち年800万円までの部分は現在22%にまで軽減している法人税率を更に18%程度にまで引き下げるというもの。800万円を超える部分に関しては、本則の30%の法人税率を課せるというものです。

法人税率軽減の狙いは、法人税の税率の軽減によって景気悪化によって収益が悪化している中小企業を支援するといった狙いがあります。
この法人税率の軽減の恩恵にあやかれる対象となる中小企業とは、財務省の発表では、国内法人のうちの約99%になる予定だそうです。

また赤字転落した中小企業が前年度に納めている法人税の還付を受けられる制度も、これまでの条件である設立5年以内の企業としてきていたものを一時的にですが、緩め、すべての中小企業を対象とするそうです。

こういった案を昨年末の2009年度税制改正大綱に盛り込んだそうなのですが、その結果はどのようなものになっているのでしょうか。
スミマセン、勉強不足でことの行く末をまだ知らないのです・・・。

今月はじめに財務省が発表した一月の一般会計税収は、前年度比で10.4%も減っているそうです。
これの原因の大きな一つが法人税の低迷が続いていることです。

さあ、日本政府はどこまで埋蔵金を世の中に出していかなくてはならないのでしょうか。

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脱税によって法人税が減っています

2月 24th, 2009

法人税が課税される対象というのは、以下の4つに分類することが出来ます。

①退職年金などの積立金に対する法人税
②事業年度の所得に対する法人税
③連結事業年度の連結所得に対する法人税
④清算所得に対する法人税

23日に朝日新聞社が東京国税局の税務調査を受けたことによって、京都総務局が出張費などとして計上していた約1800万円は、カラ出張などによって経費扱いにされていた架空の経費であることが認められているほか、7年間で出張費の過大計上などによって約3億9000万円の所得隠しを指摘されたそうです。

申告漏れの総額は上記も含め、約5億1800万円を上回るとされており、追徴課税は約1億3900万円になるとされています。
これだけの所得を隠していたということは、随分と法人税を節税出来ていたことでしょうね。

法人税は、国税の中でも以前であればもっともその割合を多く占めていた税金ですが、最近では、個人事業税や所得税の方がその割合が増えており、法人税が全体の28%であるのに対して、個人事業税や所得税の割合は30%に上ります。

これは単純に個人の所得が増えているのではなくて、このような悪質な所得隠しをしている企業が沢山いるから、その分だけ法人税の国税に対する割合が減っているのではないでしょうか。

現在世界全体が不況に陥っており、そのあおりを受けて各会社の経営実績も軒並み下降気味なっていると思われます。
ですがこのような法人税の脱税方法は、不況に陥る前から計画的に行われていることなのではないでしょうか。
納税は日本人の義務です。
法人であってもそれは同じこと。
法人税を正しく納税し、法人税を正しく節税していただきたいものですね。

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法人エトセトラ

1月 28th, 2009

前回世界の法人トヨタまでも販売が落ち込んでいると話しましたが、法人、個人にかかわらず、世界中が不況に落ち込んでいる中で、トヨタが中国でSUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」を現地生産することが明らかになりました。

この時期になぜ?
と思われるのですが、中国は現在富裕層では活気があり、SUV車に人気があるそうです。
中国で高級SUVのランドクルーザーが生産されているが、それよりも、RAV4が前年比3.1倍販売と順調に販売実績を伸ばしているため、RAV4の現地生産に踏み切っているそうです。

日本が世界に誇る法人がこの思い切った対策で再び業績を伸ばすと、それに引っ張られるようにその他の法人へと好景気の影響を受けて行ってくれると、法人税も沢山集まってくることから、国としても期待しているのではないでしょうか。

世界的不況の影響をモロに受けているのが、証券会社と言うジャンルの法人ではないでしょうか。
中でも、野村ホールディングスが発表したのは2008年4~12月期は4923億円の最終赤字になったと発表していることです。
証券会社と言えば、一時期は昼食は鰻屋などと景気のいい話が聞かれ、セレブのご主人と言えば証券会社で働いている人が多かったことさえある業種です。

そのような業種の法人が、4923億円もの赤字を出しているとはこの不況、抜け出すことができるのだろうかといささか不安に感じてやまないのだけれども、その赤字を補ってやまない時期があったことも事実なのだから、上を見て歩けばいつか明るい景気と言う日差しが見える日が来るのではないでしょうか。

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世界の法人トヨタまでも

12月 24th, 2008

世界的にも優良で安定していると言われている法人トヨタが11月の国内外の販売が4カ月連続前年割れしていると発表していますね。

トヨタのこの発表は、日本国内にとどまらず、世界レベルでニュースになっており、その法人としての知名度の高さに驚かされると同時に、不況は世界レベルになっていることを否定できなくなっています。

日本全体が不況に陥り、国の財源である法人税などの税収が落ち込むことが明らかな今、国の埋蔵金を使うべきか否かの論争が絶えませんが、この鍋底不況を打開するすべはあるのでしょうか。

アメリカのブラックマンデー再来かという話題も今では、まごうことなくブラックマンデー並、それ以上の不況に陥っていることからも、世界中が恐慌の波にあおられているような気がするのは私だけではないでしょう。

円高ドル安だと海外旅行へ行きやすいと言っても、この不況で給料がもらえるかもわからない人たちが増えている今、旅行どころではなく、日々の生活を平穏に暮らすことが最優先されていることでしょう。

また、日本の法人は輸出からも多くの収入を得ていることからも、円高ドル安をただもろ手を挙げて喜ぶと言うわけにはいきません。
輸出量が減れば、それだけ法人の収入がヘリ、法人税も激減してしまうのです。

不況の中でも勝ち組の法人と言うのはいるわけですが、それでも大半の人がいま不況のあおりを受けて大変な思いをしています。

この不況の波が静まり、「あの時は法人も個人も大変だった。」

と笑える日が早く来る日が来るのを願ってやまないです。

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