国際間の架空取引と法人税の脱税ニュース
8月 30th, 2010
東京都内の半導体機器開発のベンチャー企業、シリコンクエストと同社社長(石井房雄社長)が東京国税局から法人税法違反の疑いで、東京地検に告発されていました。
半導体機器開発のベンチャー企業、シリコンクエストは、スイスの口座に架空の業務委託料としておよそ3億円送金したり、アメリカのシリコン社に業務委託料としておよそ6億5000万円を支払ったとしていたが、実際には5億円しか支払っておらず、残りの一億5000万円は、アメリカの石井房雄社長名義の口座に送金されていたことが分かり、2009年3月期までの3年間で法人税およそ1億2000万円を脱税した疑いがもたれたものです。
シリコンクエスト社は、東京国税国の指摘を受け、修正申告および、法人税の納税を済ませています。
この法人税の脱税告発の件は、国際間の架空取引がなされており、この様な例の告発がされるのは初めてだそうです。
一昔前、脱税するなら、スイスの銀行口座に入れるのがいいと言う噂がありましたが、こうしてスイス銀行の口座に入金されたものも脱税の告発の対象になっていること、如何やらスイス銀行神話は崩壊しているようですね。
おこのシリコンクエスト社、これだけの巨額な所得を得ているにもかかわらず、社員はいなかったそうです。
社員は不在、オリンパスと共同で日本とアメリカで120件近くの特許を出願し、その一部を取得しています。
これだけの内容をみると、悪質な所得隠しを行っているように思うのですが、東京地検がこの法人税の脱税についてどのように扱っていくのか、非常に気になります。